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函館市交通局

 函館市交通局の路面電車は、1897(明治30)年12月に開業した北海道初の馬車鉄道である亀函馬車鉄道(のちの函館馬車鉄道)を起源とし、1911(明治44)年に函館水電が買収、1913(大正2)年6月29日に北海道初の路面電車として東雲町−湯の川間の運行を開始した。その後経営母体は1934(昭和9)年8月に帝国電力、1940(昭和15)年7月大日本電力と変遷し、同社の解散により1943(昭和18)年2月に道南電気軌道によって運行されることになった。同年11月函館市が買収して函館市交通局として現在に至っている。
 戦後になると順次路線を延ばしたが、1978(昭和53)年に本線の一部であるガス会社前−五稜郭駅前間の廃止を皮切りに路線縮小し、1992(平成4)年3月東雲線宝来町−松風町間、1993(平成5)年4月に本線の一部函館駅前−ガス会社前間と宮前線ガス会社前−五稜郭公園前間が廃止されて、現在の本線(函館どっく前−函館駅前間2.9km)と湯の川線(松風町−湯の川間6.1km)が残った。
 車両は近代化が進んでおり、かつての主力車500形は車体更新車501を含めて僅か3両となった。800形の車体更新も進んでおり、これまでの8000形への更新に代わり、2002(平成14)年からは新形式の部分低床車8100形へと発展している。また、30形39号はササラ式除雪車を1993(平成5)年に旅客車に復元したもので、「箱館ハイカラ號」として、冬期を除き運行されている。

函館市交通局39

函館市交通局39

2002年9月20日 函館駅前にて

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