戦後間もない1948〜50(昭和23〜25)年に日本車輛で30両が新製された。台車は日車K-10、定員は80名。車体は片側3扉で、1960年代に中扉を閉鎖、後にワンマン化した際に中扉を復活させて後扉を閉鎖扱いとしている。
505は1987(昭和62)年1月に国鉄五稜郭車両所で先に車体更新した710形711と同様に、前面1枚窓の新製車体に更新して501に改番している。当初はアイボリーとライトグリーンの塗分けで一般用であったが、前述の初代カラオケ電車509の廃車に伴い、2代目のカラオケ電車として改造され、1995(平成7)年7月に竣工した。
509は1987(昭和62)年3月にテーブル、冷蔵庫、カラオケ装置等が設置され、塗装変更の上で貸切専用車に改造されたが、1995(平成7)年7月に廃車となった。
500形は主力車両として活躍してきたが、路線縮小と老朽化に伴って順次廃車が進んでおり、2002年9月現在では前述の車体更新車でカラオケ電車の501のほか、原形としては529・530の2両のみが残っている。その2両も貸切運用や競輪開催時の臨時運用が中心の予備車的存在である。

500形(527)
昭和25.3新製→平成7.3廃車
1987年6月19日 駒場車庫にて

500形(529)
現在残る原形500形のうち、530はアイボリーとライトグリーンの塗分けのため、この529のみが広告はあるもののオリジナル塗装となっている。
昭和25.3新製
2002年9月21日 駒場車庫前にて

500形(501)
一般車として活躍を始めた更新当初の501号。後方は原形の513。写真の3系統は1993(平成5)年3月の路線縮小により廃止されている。
509 昭和23新製→501 昭和62.1改造→平成7.7 カラオケ電車化改造
1987年6月19日 函館駅前にて