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東京急行電鉄1000系

 営団地下鉄日比谷線直通用7000系の置換えを目的として、1986(昭和61)年に新製された9000系を基本に1988(昭和63)年から新製された18m3扉車である。車体は9000系に準じた軽量ステンレス車体で、前面は9000系との区別のため行先等表示器の周囲を黒色塗装としている。客室内のデザインも9000系に準じているが、天井部は直接冷風を吹出す方式ではなく、空調ダクトを全長に設けて室内温度の平均化を図っている。腰掛はオールロングシートとなり、9000系で設けたクロスシートは採用されなかった。台車は9000系とほぼ同一構造のボルスタレス台車(TS1006・TS1007)で、制御方式はVVVFインバータ制御である。営団乗入協定に基づき、6M2TとM車の比率が高くなった。
 第1編成は1988(昭和63)年12月から営業開始し、1990(平成2)年からは目蒲線での4両運転対応車として、8両編成を4+4に分割可能な編成が登場、新たにMc車デハ1310形が新製されたほか、機器配置の見直しも行われた。中間の運転台取付車は、貫通扉を車体中央に設けて8両運転時には通り抜け可能なようにしている。
 さらに、1991(平成3)年以降、目蒲・池上線用としても新製が行われ、1993(平成5)年までに総勢113両となった。現在では東横線での日比谷線直通運用のほか、東急多摩川線、池上線で使用されている。

東京急行電鉄クハ1001他

新製直後試運転を行うクハ1001他8連

1988年11月11日 大倉山にて

東京急行電鉄デハ1312他

目蒲線時代のデハ1312他4連

1991年5月3日 多摩川園−沼部間にて

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