ビジネス客輸送を担う伊勢崎線の急行「りょうもう」号(1997年3月改正で特急に格上げ)には、1990(平成2)年から1800系に代わって200系が投入されていた。200系は日光線で特急に使用されていた1720系の更新車であったが、その200系を基本として1998(平成10)年に完全なる新車として1編成6両の増備を行ったのが250系である。
200系は全電動車方式であったが、250系は3M3Tで浅草寄からクハ250-1形(Tc1)-モハ250-2形(M1)-モハ250-3形(M3)-サハ250-4形(T)-モハ250-5形(M3)-クハ250-6形(Tc2)の6両編成となっている。
車体は200系と同様の全鋼製で、塗装はジャスミンホワイトを基調としてローズレッドの帯を配し、窓周りは黒としている。また、車両間に転落防止ホロを設けた。便所は制御車と付随車にのみ設置されている。
制御装置はIGBT式VVVFインバータ制御を採用、1C4M(1台のインバータで4台の主電動機を制御)となった。台車はボルスタレス式のSS051(東武形式TRS-96M・TRS-95T)で、高速時の乗り心地向上のためヨーダンパを取り付けた。
200系と共通運用で特急「りょうもう」に使用されている。

クハ251-1他6連の特急「りょうもう」8号
250系は1編成のみの存在。
車両履歴 平成10.3新製
2005年12月29日 姫宮-東武動物公園間にて