デハ1300形1301〜1304を1969(昭和44)年に荷物電車化した車両である。
デハ1301〜1303は、1927(昭和2)年に新製されたモハニ151〜153をルーツとし、1932(昭和17)年にデハニ1251〜1253に改番、1946(昭和21)年に全室客室化されてデハ1251〜1253となり、1950(昭和25)年にデハ1301〜1303に改番された。
デハ1304は、1929(昭和4)年にモハ206として新製され、1932(昭和17)年にデハ1356、1950(昭和25)年にデハ1406、1956(昭和31)年にデハ1131と変遷した。
これら4両は1959・60(昭和34・35)年に全長15.2m、両開き2扉の車体に更新され、デハ1301〜1304となった。
他のHB車の増結用や新聞輸送などに使用されたが、荷電代用を経て上述の通り荷物電車化された。これにより、座席部分は荷物台に変更された。
台車はKS-30LaからKS-31L、FS-14と変遷している。
塗装は当初茶色であったが、1971(昭和46)年にローズピンク化、さらに1973(昭和48)年に白帯が追加された。
荷物輸送廃止に伴って1984(昭和59)年に全車廃車となり、形式消滅した。

デニ1302+デニ1304
1982年9月5日 小田原駅にて

デニ1304+デニ1302
1982年9月5日 小田原駅にて