920系は1934〜48(昭和9〜23)年に建造された阪急初のMcTc2両編成車で、車体は2扉ロングシートで900系に準じている。製造年が永年にわたったため、数々のバリエーションがあり、また、大阪−神戸間の高速運転に貢献したことで阪急の名車のひとつに数えられている。Mcの920〜947、Tcの950〜977が在籍していた。晩年は伊丹線、箕面線などの支線運用となり、最後は写真のように甲陽線で働いていた。1979〜82(昭和54〜57)年に全車廃車となり、969〜972は1982(昭和57)年に救援車4050〜4053に改造された。

甲陽線を走る920系973他3連
1982年3月27日 苦楽園口−甲陽園間にて