かつては上田交通の“顔”として有名だった「丸窓電車」。
別所線の前身である上田温泉電軌が新製した車両で、1928(昭和3)年に日本車輛で3両が新製された。当初はデナ201〜203を名乗っていたが、上田丸子電鉄を経て1953(昭和28)年になってモハ5251〜5253に改番されている。
1500Vに昇圧された1986(昭和61)年10月1日付で全車廃車となったが、解体は免れてモハ5251・5252は別所温泉駅構内で保存、モハ5253も当初は上田駅構内に留置されていたが、後に中塩田駅構内に移されている。

モハ5253
丸窓、お椀型通風器など、昭和初期のムード満点の名車であった。
デナ203 昭和3.5新製→モハ5253 昭和28改番→昭和61.10廃車
1986年9月4日 上田駅にて

別所温泉駅に停車中のモハ5253
別所温泉駅は洋風建築の駅舎で、古風な電車との取り合わせが面白い。
1986年9月4日 別所温泉駅にて

モハ5253の客室内
1986年9月4日

田園地帯を行くモハ5253+クハ291
1986年9月4日 大学前−下之郷にて