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上田交通クハ290形

 老朽化したクハ273、サハ41の代替として、1983(昭和58)年に東京急行電鉄5000系のサハ5358・5371を譲り受けて東横車輛で制御車に改造したものである。
 切妻・非貫通片運転台で、中央部に運転台が取付けられている。前面窓は内側に傾斜させたHゴム固定のものとし、側面には乗務員扉を設けずに落とし窓が新設された。後位側は非貫通で、窓は運転室新設部分より撤去した2枚のうち1枚が移設されている。在来車(モハ5251〜525352615271)と編成を組むため、750V降圧、HL制御、SCE制動化が行われた。台車は種車のままでTS-301。塗色は在来車と同様であるが、前面窓部分に黄色のアクセントが付けられている。
 わずか3年あまりの活躍で、1986(昭和61)年昇圧により廃車となった。

上田交通クハ291

クハ291

東急サハ5058 昭和31.3新製→サハ5358 昭和34.8改番→昭和58.10廃車→上田クハ291 昭和58.11竣工→昭和61.10廃車
1986年9月4日 上田駅にて

上田交通クハ291(後位側)

クハ291(後位側)

1986年9月4日 上田駅にて

上田交通デハ5001・クハ292

営業開始前のデハ5001の脇を走るクハ292

 デハ5001は昇圧を前に待機中。クハ292はモハ5253と組んでいる。昇圧後5200系と共に活躍した5000系も7200系の投入により、1993(平成5)年に廃車となった。
1986年9月4日 下之郷駅にて

上田交通クハ291・292

搬出を待つクハ291と292

上田へと旅立つ朝のクハ290形。左は営団8000系。
1983年10月--日 長津田駅にて

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