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大井川鐵道モハ300形・クハ500形(モハ312・313、クハ512・513)

 元西武鉄道クモハ351形4両(クモハ366+クモハ364、クモハ361+クモハ362)で1977(昭和52)年と1980(昭和55)年にそれぞれ竣工している。
 西武鉄道モハ351形は、戦後初の新形車モハ501形として1954〜56(昭和29〜31)年に20両が新製されたもので、前面は当時流行していた湘南形スタイル、側窓にはアルミサッシを採用した17m級の半鋼製車である。モハ501〜506のみ旧国鉄木造車の鋼体化名義であった。同時に登場したサハ1501形と4両固定編成を組んで使用されたが、1958(昭和33)年の20m級2代目モハ501形の登場に先駆けてモハ411形411〜420に改番、さらに1964(昭和39)年にクモハ351形351〜370となった。1976(昭和51)年から廃車が始まり、4両が大井川鉄道へ、8両が上毛電気鉄道に譲渡され、西武でも1990(平成2)年まで活躍した。
 大井川鐵道入線にあたって、西武所沢工場で中央扉を埋め込んで2扉化し、5000系レッドアローの更新工事に際して発生した回転式クロスシートが取付けられた。クモハ364・362は電装解除、パンタグラフの撤去が行われてクハ化されている。
 モハ312+クハ512は2002(平成14)年10月に廃車となった。
 なお、モハ300形・クハ500形は過去に生い立ちの異なる車両が在籍しており、本グループを便宜上モハ312系と区分する場合もある。

大井川鐵道モハ312

モハ300形(モハ312)

西武モハ516 昭和31新製→モハ426 昭和33.3改番→クモハ366 昭和39.7改番→昭和51.10廃車→大井川モハ312 昭和52.3竣工→昭和59.12 セミクロス・ワンマン化→平成14.10廃車
2004年1月12日 新金谷車両区にて

大井川鐵道クハ512

クハ500形(クハ512)

西武モハ514 昭和31新製→モハ424 昭和33.3改番→クモハ364 昭和39.7改番→昭和51.10廃車→大井川クハ512 昭和52.3竣工→昭和59.12 セミクロス・ワンマン化→平成14.10廃車 
2004年1月12日 新金谷車両区にて

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