元西ドイツ・ドルトムント市電GT-8形で、1959(昭和34)年にデュワグ社で新製された。1981(昭和56)年に2編成が広島に到着し、翌1982(昭和57)年に76A+C+B・77A+C+Bとして竣工している。定員はA・B車が48(座席16)名、C車54(座席22)名となっている。
多段式直接制御車で、主電動機は65kW×4、釣掛駆動である。3車体連接車で、中間のC車には扉がなく、先頭車に片側2ヵ所ずつ1編成で4扉となっている。客室内はドイツ時代のものが残され、広電での使用に際して吊革の取付、冷房化が行われた。台車はインサイド軸受け方式で、外側からは軸箱が見えない。
市内線−宮島線直通車として運転を開始したが、近年では76のみが主に貸切運転に使用されており、77は稼動していない。

70形(76A+C+B)
貸切運転に使用される70形。
2002年7月13日 銀山町−胡町間にて

70形(76B+C+A)
2002年7月13日 銀山町−胡町間にて