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名古屋鉄道モ780形

 揖斐線・谷汲線の急行および岐阜市内線での両用を目的として、1997・98(平成9・10)年に7両が新製された。
 車体はモ770形に準じており、前面大形窓を採用、車体長13.3m、車体幅2.1mとなっている。前照灯下には黒色ゴムの大形バンパを側面に回り込ませて取り付けており、車幅灯、制動灯、尾灯を収め、バンパ間には乗降中表示灯を配している。台車下部にはウインカー機能付車幅灯を左右2個ずつ設けて、安全確保に努めた。側出入口は片側3ヶ所で、両端は3枚折戸、中央は両開き扉で、中央部の扉は左右で点対称にずらしてスムーズな乗降が出来るようにし、各出入口には軌道部用の折りたたみステップと鉄道部用の引出しステップを設けている。客室内はオールロングシートで定員64(座席28)名。塗装はアイボリーを基調として、窓周りを岐阜のシンボルカラーの緑とし、裾部は名鉄のシンボルカラーであるスカーレットとした。冷房装置は21,000kcal/hのCU77Aを屋根上に1台搭載、パンタグラフはシングルアーム式のPT7120Aとなった。
 制御方式は回生ブレーキ付VVVFインバータ制御で、60kWの主電動機2台を一括制御する1C2M方式とした。総括制御で3両までの連結運転が可能で、連結器上部に電機連結器を取付けている。台車はFS-559。
 2005(平成17)年3月31日限りで岐阜600V線区が全廃されたのに伴って、同日付で全車廃車となり、形式消滅した。
 廃車後、2005(平成17)年中に全車両が系列の豊橋鉄道に譲渡され、番号は名鉄時代のままとなっている。 

名古屋鉄道モ784

モ780形

モ784
平成9.4新製→平成17.3廃車→豊橋鉄道へ譲渡
2004年12月29日 徹明町駅にて

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