1984(昭和59)年2月ダイヤ改正において、一部581・583系を使用していた九州内の昼行特急が485系に置換えられることになった。そこで、不足となる制御車を補うため、特急「とき」の廃止により余剰となっていたクハ181-109、クハ180-5を1984(昭和59)年に鹿児島工場で485系の制御車(クハ481-501・502)に改造したものである。
架線電圧検知器の取付等の交直流化が行われたが、車体は種車のままで、床面高さが485系とは合わずに段差が生じている。出入台はステップを設けて485系と出入口の高さを合わせた。502はクハ180形が種車のため、写真のように自連解放テコも残されている。
また、交直切替スイッチが未装備であったため、「にちりん」としての運用時に下関への乗入れが出来ずに運転打切りとなるトラブルが発生し、1986(昭和61)年に急遽取付けを行った。
181系の面影を残す貴重な車両であったが、502が1991(平成3)年に、501が1993(平成5)年に廃車となって区分消滅した。

クハ481形500番代(クハ180形改造車)
クハ481-502(本ミフ)
クハ180-5 昭和44.9新製→クハ481-502 昭和59.1改造→交直切替スイッチ取付 昭和61.11改造→平成3.8廃車
1989年5月5日 行橋駅にて