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今回の1枚〜形式写真セレクション クモハ119-24

 119系は飯田線で使用されていた旧性能車を置き換えるため、1982・83(昭和57・58)年にクモハ119形33両とクハ118形24両の計57両が新製されたもので、豊橋に配置された。
 1981(昭和56)年から新製された105系を基本としているが、抑速ブレーキ付、客室内はセミクロスシートとなっている。登場時の塗装は青22号に灰色9号の帯となっていたが、これは天竜川の清流とアルプスの雪をイメージしたものとされている。
 クモハ119形0番代は119系の制御電動車(Mc)で、1M方式のため、走行に必要な制御機器、主抵抗器、MG・CPなどの機器を搭載しており、台車は103系と同じDT33である。製造コストの低減を図るため、MG、連結器、ブレーキ部品等は廃車発生品・余剰品が使用されている。パンタグラフはPS23A。
 1986(昭和61)年11月ダイヤ改正でクモハ119-7・10・11・22・23・26〜28の8両が東海道線興津-島田間の「するがシャトル」用として静岡に転属し、専用塗色に変更、冷房改造(AU75を搭載)も行われた。
 JR東海に継承後の1987・88(昭和62・63)年には、2・4・6・9・13・15・17・19・33の9両が後位側に運転台を増設して両運転台化され、クモハ119-101〜109となった。
 1989(平成元)年には、「するがシャトル」用の車両が飯田線に復帰。また、同年から非冷房車の冷房改造が行われ、インバータクーラー、コンバータを搭載して車番は原番号+5000となり、塗装は全車アイボリーに湘南色帯の「JR東海色」となった。
 1999・2000(平成11・12)年には、さらに5018・5020・5021・5024・5025・5029・5030の7両がワンマン仕様に改造され、それらは5000番代の車号に300を足して5300番代となっている。
  119系は現在、所属区は大垣となっているが、全車飯田線で活躍中である。ただし、上述のようにクモハ119形のうち0番代として残っているのは元「するがシャトル」用の8両のみである。
 写真のクモハ119-24は、現在クモハ119-5324となっているが、2004(平成16)年10月20日に伊那新町―羽場間で台風23号による線路付近の土砂流出により、脱線・転覆、2004年11月現在使用不能となっている。

クモハ119-24

クモハ119形0番代

クモハ119-24(静シス)
昭和58.5新製→クモハ119-5024 平成2.10改造→クモハ119-5324 平成11.12改造
1989年5月13日 豊橋運輸区にて

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