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EF65形直流電気機関車


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概説

 1960~64(昭和36~39)年に新製されたEF60形直流電気機関車は、低格速度が39.0km/hと比較的低く、東海道・山陽本線の線路容量逼迫を解消するためにより高速化した電気機関車が必要となった。
 こうした背景から1965~70(昭和40~45)年に135両が新製されたのがEF65形0番代である。
 車体はEF60形後期形に準じているが、歯数比が44.4から3.83に変更され、最高速度は100km/hから115km/hになった。主制御器、界磁制御器がカム軸式に変更され、限流継電器を用いた自動ノッチ進め方式が採用された。
 EF65形500番代は寝台特急牽引用として1965・66(昭和40・41)年に新製された501~512・ 527~531、および1968(昭和43)年に0番代から改造編入された535~542によるP形と、高速貨物列車牽引用としてP形に重連総括制御装置などを追加して新製されたF形(513~526・532~534)とに区別される。
 EF65形1000番代はPF形と称され、500番代のP形(旅客用)、F形(高速貨物用)の両方の機能を有する。1969~79(昭和44~54)年に139両が新製された。車体は前面平妻の貫通形となり、貫通扉内には屋上上昇梯子が備えられている。
 EF65形2000番代は運転状況記録装置を持たないJR貨物の1000番代車に対して2012(平成24)年度から原番号+1000として2000番代とする改番が行われたものである。

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