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7000系近郊形直流電車


概説

 JR四国では予讃線観音寺以西の電化を進めていたが、1990(平成2)年11月21日ダイヤ改正で伊予北条-伊予市間が部分電化開業することになり、それに合わせて登場したのが7000系近郊形直流電車である。両運転台の制御電動車7000形と片運転台の制御車で7000形と組んで運用される偶数向制御車7100形の2形式から構成される。まず、7000形8両と7100形4両が1990(平成2)年に近畿車輛で製造されて松山に配置された。
 車体は気動車の1000形と同様に軽量ステンレス構体で、側出入口は車端部が片開き扉、中央部が両開き扉となっているが、側窓は1000形と異なり一段下降式である。ワンマン運転に対応しており、運転室は半室運転台で、整理券発行機、運賃表示器、運賃箱が設置されている。なお、中央部の側出入口はワンマン運転時には締切扱いとなる。前面は貫通式で、貫通扉下部にワンマン表示器が取付けられている。また、屋根上の通風器はコストダウン化のため、廃止された。冷房装置は屋根上にS-AU58(33,000kcal/h)を1基搭載する。
 車体には121系や1000形と同様に、コーポレートカラーの水色の帯を配している。客室内は1000形と同様にロングシートと固定クロスシートを点対称に配置している。なお、便所は設置されていない。
  7000形の制御装置はGTOサイリスタによるVVVFインバータ制御で、制御装置はS-SC58(1C4M、日立製)である。パンタグラフは狭小区間に対応するため新開発のS-PS58が採用された。最高速度は110km/h。分割・併合を容易に行うため、電気連結器、自動解結装置を装備している。
 当初は松山に配置されて伊予北条-伊予市間で運転を開始したが、1992(平成4)年7月23日の観音寺-新居浜、今治-伊予北条間電化開業により、 7000形17両と、7100形7両が増備されて高松と松山に配置、1993(平成5)年3月18日新居浜-今治間電化開業により、高松車は松山・伊予市まで、松山車は高松まで延長運転されることになった。
 なお、高松所属の7016は1996(平成8)年2月にVVVFインバータ装置を富士電機製IGBT素子のものに換装され、信頼性。耐久性を確認すべく長期試験が行われている。
 その他の改造としては、2005(平成17)年には、全車半自動押しボタン式スイッチが取付けられている。
 また、2012(平成24)年からは制御装置の更新工事が開始された。
 松山と高松に配置され、予讃線高松-伊予市間、土讃線多度津-琴平間で運転されている。

7011

7001~7025

両運転台の制御電動車。台車はS-DT58、主電動機はS-MT58。定員149(座席64)名。写真は2・4位側を示す。
7011(四マツ)拡大画像を見る
平成4.6新製
2015年8月28日 伊予西条駅にて

7104

7001~7025

片運転台の制御車で琴平、伊予市方に連結される。台車はS-TR58。
定員154(座席69)名。
7104(四マツ)拡大画像を見る
平成2.11新製
2015年8月28日 伊予西条駅にて

7023車内

7000形車内

7023車内。拡大画像を見る
2011年9月17日

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