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251系特急形直流電車


概説

 東京と伊豆を結ぶ特急列車「踊り子」には1981(昭和56)年から新製された 185系特急形直流電車が使用されていたが、普通列車にも運用される車両でもあることから設備面の評判はよくなかった。
 そこで、伊豆へのアクセス特急のイメージアップを図るため、1990(平成2)年より新製されたのが 251系特急形直流電車 である。
 「ハイクオリティ・ドリーム」のトータル・コンセプトのもとに開発が進められ、両先頭車とグリーン車はダブルデッカー、その他はハイデッカー構造とした。
 1号車からクロ250形(T'sc)-サロ251形(Ts)-モハ250形(M')-モハ251形100番代(M)-モハ250形100番代(M')-モハ251形(M)-モハ250形(M')-モハ251形(M)-サハ251形(T)-クハ251形(Tc)の10両編成で、客室設備は2両ごとにタイプ別に高品位な「グリーンユニット」、家族や小グループ用の「グループユニット」、小人数から団体までの「カスタムユニット」に分けられている。
 制御方式は 211系近郊形直流電車と同様の界磁添加励磁としているが、歯数比の変更により最高速度は120km/hとなった。また、パンタグラフは新設計の下枠交差式PS27を採用した。台車はDT56A・TR241A。冷房装置はダブルデッカー車が床置式のAU401を1基とAU402を2基、ハイデッカー車が床下式のAU301を1基となっている。
 1990(平成2)年に2編成が新製された後、1992(平成4)年にさらに2編成を増備し、4編成体制となった。
 2002~2004(平成14~16)年にはリニューアル改造が施工され、グループユニットのオープン客室化や普通室の展望座席のシートピッチ拡大などが行われ、塗装も従来のライトグレーとライトブルーから白とエメラルドグリーンに変更された。
 池袋、新宿、東京-伊豆急下田間の「スーパービュー踊り子」のほか、間合いで通勤ライナーにも運用されている。

モハ251-3

モハ251-1~8

6・8号車に連結される中間電動車(M)で、カスタムユニット車(定員64名)。主制御器、主抵抗器を備える。前位寄の屋根上にはパンタグラフを装備している。前位寄車端部は窓のない補助出入台を設け、短時間での乗降を必要とする場合に使用する。また、洋式便所、化粧室を設置している。
モハ251-3(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

モハ251-101~104

4号車に連結される中間電動車(M')で、モハ251形0番代とは前位側が密着連結器であるという点が相違する。

モハ250-3

モハ250-1~8

3・7号車に連結される中間電動車(M')で、カスタムユニット車(定員56名)。MG・CPを搭載。前位寄りにはミニロビー風のメインエントランスを設け、洋式便所、男子小便所、化粧室を設置している。
モハ250-3(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

モハ250-102

モハ250-101~104

5号車に連結される中間電動車(M')で、カスタムユニット車(定員48名)。MG・CPは搭載しない。本系列は固定編成であるが、4・5号車間のみ分割に備えて密着連結器となっており、本グループの後位側が密着連結器である。編成の前位寄りにのメインエントランスにはカウンター、ショーケースを装備している。
モハ250-102(東チタ)
平成2.4新製
2006年11月15日 蘇我駅にて

クロ250-2

クロ250-1~4

伊豆急下田寄りの先頭車(T'sc)で、2号車のサロ251とともにグリーンユニットを形成している。定員23名。座席はリクライニングシートの1+2配置で、運転台後部の3列は階段状の展望室としている。1階はギャレー付きのサロン室としている。後部に補助出入台を設置。
1992(平成4)年新製の3・4はワイパーが大型化されて3連から2連となった。
クロ250-2(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

クハ251-2

クハ251-1~4

東京寄りの先頭車(Tc)で、グループユニット(定員48名)。運転台後部は展望室で、2階は固定式ボックスシートをパーティションで仕切ったグループユニットとした。1階は子供室。
リニューアル改造により展望席のシートピッチが拡大、2階は回転式リクライニングシートのオープン客室に変更され、定員は36名に減少した。
クハ251-2(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

サロ251-2

サロ251-1~4

2号車に連結されるダブルデッカーのグリーン車(Ts)で、2階はオープン構造の2+1のリクライニングシート、1階は4人用コンパートメント3室を設置している。定員37名。
サロ251-2(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

サハ251-2

サハ251-1~4

9号車に連結される付随車(T)で、グループユニットとして固定式のボックスシートとなっている。前位寄には多目的室と便所を設置している。定員64名。リニューアル改造により回転式リクライニングシートに変更され、定員は52名に減少した。
サハ251-2(東チタ)拡大画像を見る
平成2.4新製
2006年11月15日 木更津駅にて

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