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E231系一般形直流電車|0番代


概説

 JR東日本において次世代の通勤・一般形車両の量産先行車として209系950番代を1998(平成10)年に製造し、各種試験を経て1999(平成11)年3月から営業運転を行ってきたが、その実績を踏まえて通勤タイプの量産車として2000(平成12)年2月から製造されたのがE231系0番代である。同時に近郊タイプも製造され、2000(平成12)年3月に第1編成が落成している。
 2,950mm幅の拡幅車体、TIMS(Train Information Management System=車両情報管理装置)の採用等、基本的に209系950番代に準じているが、床面が15mm下げられたほか、ドアエンジンが電気式に、側窓が自動車用汎用強化ガラス(緑)で大窓部分をすべて開閉式として車端部の小窓は固定化された。そのほか台車形式も変更されている。(各形式区分の項を参照)
 まず、2001(平成13)年までに中央・総武緩行線用として10両編成42本が製造されて習志野電車区、三鷹電車区に配置された。209系950番代と同様に帯色は黄色1号で、5号車には6扉車が組み込まれている。
 続いて2001(平成13)年からは常磐快速線の103系置換用として、本グループの投入が開始された。中央・総武緩行線用とは一部仕様が異なる。まず地上-車上間の情報提供装置(Visual Information System=VIS )が装備された。保安装置は中央・総武緩行線用ではATS-Pおよび可搬型ATS-SNが装備されたが、ATS-PおよびATS-SNが装備された。また、ドアエンジンはリニアモータ式に変更された。先頭車の前面FRPは209系500番代のように白色塗装となり、スカート形状も変更、10両の基本編成と5両の付属編成が用意されて分割・併合を行うため、基本編成の上野方以外の先頭車には電気連結器が装備された。また、車外スピーカ取付準備工事がなされている。常磐快速線用の帯色は青緑と黄緑色帯で(当初の基本・付属各2編成のみ青緑単色で落成して営業運転開始前に変更)、2004(平成16)年までに基本編成、付属編成各17本が製造された。
 一方、総武・中央緩行線用は2002(平成14)年に1編成(B57編成)が増備された後、2006(平成18)年にラストグループの3編成(B80~82編成)が登場した。この3編成は既にE233系の製造が始まっていたこともあり、先頭車にデジタル無線アンテナが2基設置されたほか、モハE231形のパンタグラフがPS33Dに変更、同線用のE231系では初めて車外スピーカ設置準備工事がなされた。
 2007・08(平成19・20)年には先頭車の補助排障器(スカート)が改良型に取替えが行われ、総武・中央緩行線用については2010(平成22)年にはホーム検知装置が取付けられた。
 三鷹のB27編成は、2010(平成22)年に東京車両センターに転属し、山手線用のサハE231形600・4600番代の新潟地区での試運転及び配給輸送、廃車となる6扉車サハE230形500番代の配給輸送用として、付随車を抜いた6両が使用され、2011(平成23)年に三鷹に再転属した。
 2015(平成27)年3月の上野東京ライン開業に伴い、三鷹のB20・21編成が松戸に転属して118・119編成となった。常磐快速線では6扉車は連結しないため、ミツB22編成のサハE231形0番代2両がマト118・119編成に組み込まれ、ミツB20~22編成の6扉車サハE230-20~22は本グループで初めての廃車となり、ミツB22編成は7両が残った。
 現在も三鷹と松戸に配置され、総武・中央緩行線と常磐快速線で使用されている。

モハE231-54

モハE231-1~145

三菱製のVVVFインバータ制御装置SC60Aを装備する中間電動車。E231系0番代では209系950番代と異なり、大窓部分は全て開閉化され、車端部の窓が固定化された。台車はDT61G、パンタグラフ(PS33B)を後位側に搭載。冷房装置は42,000kcal/hのAU725A。定員162(座席54)名。写真は一時期東京車両センターに転属したミツB27編成のもので、山手線用付随車の試運転や配給輸送に使用された。
モハE231-54(東トウ)拡大画像を見る
平成13.3新製
2011年8月16日 新津駅にて

モハE231-131

1・3位側を示す。写真は常磐快速線用に製造されたもので、外観上は車外スピーカ設置準備工事がなされているのが目立つ。
モハE231-131(東マト)拡大画像を見る
平成15.12新製
2012年10月14日 我孫子駅にて

モハE231-140

2006(平成18)年に製造されたミツB80~82編成は同線用のE231系では初めて車外スピーカ設置準備工事がなされた。M車のモハE231-140~145においては、パンタグラフがE233系と同様のPS33Dに変更された。
モハE231-140(八ミツ)拡大画像を見る
平成18.10新製
2015年9月26日 市川駅にて

モハE231-62

2015(平成27)年からE231系0番代についても機器更新が開始され、制御装置はSC113となった。写真は三鷹車両センター所属車では最初に改造されたミツB31編成のモハE231-62。
モハE231-62(八ミツ)拡大画像を見る
平成13.5新製→平成27.12機器更新
2016年5月3日 市川駅にて

モハE230-53

モハE230-1~145

モハE231形0番代とペアを組む中間電動車で、SIVとCPを搭載する。
モハE230-53(東トウ)拡大画像を見る
平成13.3新製
2011年8月16日 新津駅にて

モハE230-131

1・3位側を示す。写真は常磐快速線用。
モハE230-131(東マト)拡大画像を見る
平成15.12新製
2012年10月14日 我孫子駅にて

モハE230-60

2015(平成27)年から機器更新が開始され、モハE230形についてはSIVがSC114Aに更新されている。
モハE230-60(八ミツ)拡大画像を見る
平成13.5新製
2016年5月3日 市川駅にて

クハE231-12

クハE231-1~82

奇数向き(千葉、取手方)の制御車。クハ209形950番代と異なり、側面のJRマークは帯内にある。3位側に車椅子スペースを設置しており、定員147(座席43)名。台車はTR246M(前位)、TR246N(後位)。写真はスカート取替前のもの。
クハE231-12(八ミツ)拡大画像を見る
平成12.8新製
2006年4月29日 市川駅にて

クハE231-4

2007・08(平成19・20)年に改良型補助排障器(スカート)への取替が行われた。また、総武・中央緩行線用は写真のように2010(平成22)年にホーム検知装置が取付けられた。
クハE231-4(八ミツ)拡大画像を見る
平成12.4新製
2015年6月21日 市川駅にて

クハE231-51

写真は常磐快速線用のもので、総武・中央緩行線用のものと異なり、先頭部のFRPが白色に変更され、クハE231形については全車電気連結器を取付けている。スカート取替後のものを示す。
クハE231-51(東マト)拡大画像を見る
平成12.4新製
2015年7月18日 我孫子駅にて 

クハE230-38

クハE230-1~82

偶数向き(三鷹、上野方)の制御車。台車はTR246I(前位)、TR246J(後位)。冷房装置はAU725。定員147(座席43)名。写真はスカート取替前のもの。
クハE230-38(八ミツ)拡大画像を見る
平成13.9新製
2006年4月29日 市川駅にて

クハE230-59

常磐快速線用のクハE230形のうち、電気連結器を装備するのは付属編成に連結されている車両のみである。写真はスカート取替前のもので、総武・中央緩行線用のものとは形状が異なっていた。
クハE230-59(東マト)拡大画像を見る
平成14.11新製
2007年3月31日 我孫子駅にて

クハE230-27

写真のクハE230-27は床下に車載式レール塗油装置を搭載し、後位側台車部分に取付けられた塗油器により潤滑にする。三鷹所属車では他にクハE230-26が該当する。
クハE230-27(八ミツ)拡大画像を見る
平成13.3新製
2014年12月20日 市川駅にて

クハE230-82

三鷹のB80~82編成は2006(平成18)年に製造されたラストグループで、上述のとおり車外スピーカ設置準備工事がなされ、屋根上のデジタル無線アンテナが2基設置された。また、乗務員室扉下のステップの幅が広い。なお、東急車輛製のE231系0番代先頭車は、新津車両製作所製と異なり、車体側面乗務員扉後部の接合部分がフラットとなっている。(上写真のクハE230-27も同様)
クハE230-82(八ミツ)拡大画像を見る
平成13.3新製
2014年12月20日 市川駅にて

サハE231-25

サハE231-1~225

4扉の付随車。台車はTR246N。定員162(座席54)名。
サハE231-25(八ミツ)拡大画像を見る
平成12.7新製
2014年5月5日 市川駅にて

サハE231-203

1・3位側を示す。写真は常磐快速線用。
サハE231-203(東マト)拡大画像を見る
平成15.12新製
2012年10月14日 我孫子駅にて

サハE230-3

サハE230-1~46

6扉の付随車で総武・中央緩行線用のみ5号車に連結される。妻面上部の非常換気口は、209系500・950番代、E231系では6扉車のみが装備している。台車はTR246P。冷房装置は50,000kcal/hのAU726A。定員162(座席30)名。
サハE230-3(八ミツ)拡大画像を見る
平成12.2新製
2016年5月3日 市川駅にて

サハE230-18

1・3位側を示す。
サハE230-18(八ミツ)拡大画像を見る
平成12.11新製
2006年5月14日 東小金井駅にて

サハE230-44

ミツ80~82編成は上述のとおり車外スピーカ設置準備工事がなされているが、サハE230形については三鷹にしか所属していないため、44~46の3両のみが該当する。
サハE230-44(八ミツ)拡大画像を見る
平成18.10新製
2015年7月18日 市川駅にて 

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