485系特急形交直流電車|モハ482・483形
概説
1965(昭和40)年10月ダイヤ改正における東北本線盛岡電化で特急「ひばり」、「やまびこ」が電車特急として運転されることになり、481系の50Hz版として
483系
が新製されることになった。
483系は
モハ482・483形
の電動車のみの系列であり、それ以外は481系と共通である。
1965・66(昭和40・41)年にモハ482・483-1~15の計30両が新製された。485系と混用されて東日本地区の特急列車で活躍した。晩年は一部がJR東日本に承継されたが、1990(平成2)年までに全車廃車となって483系は消滅した。
モハ483-1~15
モハ482形とユニットを組む中間電動車(M)で、制御装置はCS15B。定員72名。
モハ483-12(水カツ)
1965.8新製→1990.2廃車
1987年2月22日 湯本駅にて
モハ482-1~15
主変圧器、主整流器などの交流機器をもつ中間電動車(M')で、定員64名。PS16Bパンタグラフを2基装備(14・15はPS16D)、冷房装置は屋根上にAU12を3基、車内にAU41を3基装備する。台車はDT32A。
モハ482-12(水カツ)
1965.8新製→1990.2廃車
1987年2月22日 湯本駅にて