HOME > 国鉄・JR形式写真館 > 417系近郊形交直流電車

417系近郊形交直流電車

 仙台地区の客車列車置換え用として、1978(昭和53)年に新製された近郊形交直流電車である。クモハ417(Mc)+モハ416(M′)+クハ416(Tc)の3両編成を基本とし、5編成15両が新製された。
 それまでの近郊形電車と異なり、ステップ付きの側扉をやや中間に寄せた片側2扉とした。同時期に新製されていたキハ47形一般形気動車に準じた形態となっている。客室内は中央部が固定クロスシート、出入口付近をロングシートとしている。耐寒耐雪構造となり、降雪のある仙山線での運用に備えて雪切室を装備している。冷房準備車として新製されたが、1989(平成元)年から冷房改造された。塗色は赤13号に先頭車の前面のみクリーム色4号の帯を巻いた近郊形交直流電車の標準色であったが、JR発足後に東北地域本社色といわれるアイボリーに緑色帯に改められた。
 台車は急行形電車と同等の空気バネ台車DT32F、TR69Jとなり、抑速発電ブレーキを装備している。  
417系は15両のみの新製にとどまったが、新しいタイプの近郊形電車としての設計方針はその後713系、413系、717系に受け継がれた。

クモハ417-5

クモハ417-1〜5

 417系の制御電動車(Mc)で、直流機器を搭載している。定員は108(座席61)名。
クモハ417-5(仙セン)
昭和53.3新製
1985年11月23日 松島駅にて

クモハ417-1

 冷房改造後の形態を示す。塗装はクリーム10号に緑14号の帯となっている。
クモハ417-1(仙セン)
昭和53.3新製
2005年10月8日 黒磯駅にて

モハ416-5

モハ416-1〜5

 パンタグラフ付きの中間電動車(M′)で、主変圧器・主整流器などの交流機器を搭載している。定員は124(座席68)名。
モハ416-5(仙セン)
昭和53.3新製
1985年11月23日 松島駅にて

モハ416-1

 冷房改造後の形態を示す。
モハ416-1(仙セン)
昭和53.3新製
2005年10月8日 黒磯駅にて

クハ416-5

クハ416-1〜5

 制御車(Tc)で、トイレ付き。定員は107(座席60)名。160kVA MGとCPを搭載している。
クハ416-5(仙セン)
昭和53.3新製
1985年11月23日 松島駅にて

クハ416-1

 冷房改造後の形態を示す。
クハ416-1(仙セン)
昭和53.3新製
2005年10月8日 黒磯駅にて

このページのトップへ