ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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401・403系近郊形交直流電車|403系冷房改造車


概説

 403系の冷房改造は1979(昭和54)年から開始され、モハ402・403形のユニット11組計22両、クハ401形31両が施工された。1988(昭和63)年までの冷房装置は集中式のAU75系であったが、1989(平成元)年以降の改造車は屋根上のスペースが限られているモハ402形を除いて分散式のAU712を2基搭載する方法がとられた。

モハ403-12

モハ403形冷房改造車(AU75)

モハ403形のうち、1988(昭和63)年までの冷房改造車はAU75系となっている。
モハ403-12(水カツ)拡大画像を見る
1967.2新製→1981.7冷房改造→2008.3廃車
2007年3月21日 高萩駅にて

モハ403-7

2・4位側を示す。写真のモハ403-7はJR移行後モハ403形としては唯一冷房改造されたもので、冷房装置はAU75Gである。
モハ403-7(水カツ)拡大画像を見る
1967.1新製→1988.7冷房改造→2008.3廃車
2007年3月17日 高萩駅にて

モハ403-9

モハ403形冷房改造車(AU712) 

1989(平成元)年以降の冷房改造車は分散式のAU712を採用したが、モハ403形で改造されたのはこの9のみであった。ユニットを組むモハ402-9は屋根上機器配置の制約上、集中式のAU75Gであった。
モハ403-9(水カツ)拡大画像を見る
1967.2新製→1989.3冷房改造→2006.3廃車
2003年6月28日 土浦駅にて

モハ403-20

1968(昭和43)年に新製されたモハ403形のラストグループで、通風器が押込式に変更されたモハ403-20の冷房改造後の姿。
モハ403-20(水カツ)拡大画像を見る
1968.12新製→1985.7冷房改造→2006.3廃車
2003年6月28日 土浦駅にて

モハ402-12

モハ402形冷房改造車

M'車の冷房改造は上述のとおり、屋根上スペースの関係から全車AU75系となっている。
モハ402-12(水カツ)拡大画像を見る
1967.2新製→1981.7冷房改造→2008.3廃車
2005年7月3日 土浦駅にて

モハ402-20

モハ402形冷房改造車(モハ402-20)

1968(昭和43)年に新製されたモハ402形のラストグループで、通風器が押込式に変更された。
モハ402-20(水カツ)拡大画像を見る
1968.12新製→1985.7冷房改造→2006.3廃車
2003年6月28日 土浦駅にて

クハ401-83

クハ401形冷房改造車(AU75・奇数向)

AU75冷房改造車は前位寄りの箱形通風器がグローブ形に変更されている。写真の83は特別保全工事を施工しているが、最後まで原形の大型前照灯のままであった。
クハ401-83(水カツ)拡大画像を見る
1967.2新製→1980.6冷房改造→2005.11廃車
2005年7月3日 石岡駅にて

クハ401-75

クハ401形冷房改造車(AU712・奇数向)

JR東日本では1989(平成元)年以降分散式のAU712を採用、運転室上部の箱型の通風器は存置された。
クハ401-55(水カツ)拡大画像を見る
1966.7新製→1990.5冷房改造→2007.4廃車
2006年8月20日 いわき駅にて

クハ401-82

クハ401形冷房改造車(AU75・偶数向)

偶数向制御車には160kVA MGが新設され、車体側面に冷却風取入口が設けられた。また、運転席背面に冷房配電盤を設けたため、乗務員扉後部の側窓が廃止された。
クハ401-82(水カツ)拡大画像を見る
1967.1新製→1980.8冷房改造→2005.10廃車
1989年8月5日 石岡駅にて

クハ401-82

上写真のクハ401-82の最晩年の形態を示す。前照灯のシールドビーム化、アンチクライマー取付等で印象が変わった。
クハ401-82(水カツ)拡大画像を見る
2005年7月3日 土浦駅にて

クハ401-76

クハ401形冷房改造車(AU712・偶数向)

このグループは常磐線15両化の際415系冷房車と編成を組むことになり、非冷房ながら160kVA MGと冷房配電盤取付を行っていたもので、1989(平成元)年以降AU712冷房装置が取り付けられた。
クハ401-76(水カツ)拡大画像を見る
1966.12新製→1990.2冷房改造→2007.4廃車
2007年3月17日 高萩駅にて

クハ401-89

クハ401形冷房改造車(クハ401-89)

1968(昭和43)年に新製されたモハ403形のラストグループで、通風器が押込式に変更された。
クハ401-89(水カツ)拡大画像を見る
1968.12新製→1985.7冷房改造→2006.3廃車
2003年6月28日 土浦駅にて

クハ401-89

クハ401-89の1・3位側を示す。
クハ401-89(水カツ)拡大画像を見る
2005年5月15日 牛久駅にて

クハ401-75

クハ401形冷房改造車(クハ401-90)

クハ401-89と同様にクハ401形のラストグループであるが、他の偶数向冷房改造車と同様に160kVA MGが新設され、車体側面に冷却風取入口が設けられた。また、乗務員扉後部の側窓が廃止された。
クハ401-90(水カツ)拡大画像を見る
1968.12新製→1985.7冷房改造→2006.3廃車
2006年10月1日 常陸多賀駅にて

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