209系通勤形直流電車|0番代
概説
1992(平成4)年に試作車10両3本が京浜東北・根岸線に投入された901系の量産車で、1993(平成5)年から京浜東北・根岸線のほか、南武線にも投入された。
京浜東北・根岸線では後継車E233系1000番代による置換えが進行中で、順次廃車、または他線への転用改造が行われている。
モハ209-1~160
VVVFインバータ制御装置とパンタグラフ(PS33)を搭載する中間電動車。台車はDT61、定員156(座席54)名。写真は1・3位側を示す。
モハ209-1(宮ウラ)
1993.2新製→2008.1廃車
2006年3月19日 磯子駅にて
写真は中原に所属して南武線で使用されているもので、2・4位側を示す。窓開閉改造後。
モハ209-135(横ナハ)
1997.2新製
2008年4月28日 府中本町駅にて
写真は南武線のナハ32編成で、行先表示器がLED化されたほか、モハ209-135・136の2両は2012(平成24)年にパンタグラフがシングルアーム化された。
モハ209-136(横ナハ)
1997.2新製
2014年8月28日 矢向駅にて
モハ208-1~160
SIV、CPを搭載する中間電動車。台車はDT61、定員156(座席54)名。写真は4・2位側を示す。写真は川崎重工製で、妻面や窓枠などが東急車輌、新津製作所製と異なっている。
モハ208-25(横ナハ)
1993.2新製→2009.9廃車
2006年10月22日 矢向駅にて
写真は窓改造後のもので、2・4位側を示す。
モハ208-2(宮ウラ)
1993.2新製→2008.1廃車
2008年1月20日 八王子駅にて
1・3位側を示す。
モハ208-136(横ナハ)
1997.2新製
2014年8月28日 矢向駅にて
クハ209-1~12・14~16
奇数向(大宮・川崎方)制御車。CPを搭載する。台車はTR246、定員146(座席45)名。
クハ209-1(宮ウラ)
1993.2新製→2008.1廃車
2006年3月19日 磯子駅にて
クハ209-13
中原に配置されたクハ209-13はCPを装備していない。
クハ209-13(横ナハ)
1993.2新製→2009.9廃車
2006年10月22日 矢向駅にて
クハ209-17~80
クハ209-17以降は戸閉装置が電気式へと変更され、全車CPなしに変更された。写真は窓改造後、ホーム検知装置取付後のもの。
クハ209-18(宮ウラ)
1994.1新製→2010.8廃車
2006年3月17日 磯子駅にて
写真のクハ209-68は南武線に最後まで残った209系0番代で、ナハ32編成の川崎方制御車。
クハ209-68(横ナハ)
1997.2新製
2014年8月28日 矢向駅にて
クハ208-1~80
偶数向(大船・立川方)制御車。写真は窓改造後のもの。
クハ208-20(宮ウラ)
1994.1新製→2009.7廃車
2006年12月28日 品川駅にて
サハ209-1~234
付随車。台車はTR246で、定員156(座席54)名。写真は1・3位側を示す。
サハ209-22(宮ウラ)
1993.3新製→2009.11廃車
2006年3月19日 磯子駅にて
窓改造後のもので、4・2位側を示す。
サハ209-4(宮ウラ)
1993.2新製→2008.1廃車
2008年1月20日 八王子駅にて
サハ208-1~78
1995~97(平成7~9)年に京浜東北・根岸線用に新製された6扉の付随車で、座席は収納式である。座席定員は30名で、定員は座席収納時157名。座席使用時155名。本形式は他線に転用されることなく2010(平成22)年までに全車廃車となり、形式消滅した。
サハ208-1(宮ウラ)
1995.4新製→2009.1廃車
2006年3月17日 磯子駅にて