JR東日本大宮支社において、国際観光都市日光への観光輸送需要拡大、および東京ベイエリアの舞浜地区へのアクセス用として、かつて"あずさ"などに使用されて松本に所属していた189系を小山に転属させて観光用車両として整備することになった。
クハ189-2+モハ189・188-45+モハ189・188-43+クハ189-511の6両編成で、2003(平成15)年に大宮工場で改造され、"彩野(あやの)"の愛称が付いた。
客室内は座席モケット、床敷物、化粧板、カーテンなどを交換、照明も蛍光灯からウォールライトに変更された。1号車のクハ189-511については、便所が撤去されて更衣室兼ベビー室が設けられている。塗装はグレーを基調として"華やかな日光の紅葉"をイメージした赤と黄色の帯が配された。
2003(平成15)年4月より快速"やすらぎの日光号"、"マリンビュー舞浜"などで運転を開始したが、2006(平成18)年3月ダイヤ改正におけるJR東日本と東武鉄道との直通運転開始に伴い、直通特急"日光"、"きぬがわ"用485系の予備車とすることになり、東武鉄道ATSおよび列車無線を取付、塗装が東武直通用485系と同様のものに変更され、小山から大宮に転属した。
現在は東武鉄道直通の臨時特急のほか、臨時列車、団体用として使用されており、東武鉄道直通用の485系の検査や故障時には東武鉄道の100系"スペーシア"が代走を務めることが多い。

モハ188-43・45
後位側パンタグラフは中央線時代に撤去されている。
モハ188-45(宮オオ)
昭和53.9新製→平成15.3"彩野"へ改造
2008年7月20日 下今市駅にて

モハ189-43・45
車端幌は"彩野"改造当初にはなかったが、後に追加された。
モハ189-43(宮オオ)
昭和53.9新製→平成15.3"彩野"へ改造
2008年7月20日 下今市駅にて

クハ189-2
写真は臨時特急"日光81号"に運用された時のもので、東武直通用485系と違って文字式ながらヘッドマークを掲出している。
クハ189-2(宮オオ)
昭和50.6新製→平成15.3"彩野"へ改造
2008年7月20日 下今市駅にて
クハ189-511
クハ189-511(宮オオ)
昭和50.12新製→平成15.3"彩野"へ改造