HOME > 国鉄・JR形式写真館 > 183系特急形直流電車 > 先頭車化改造車

183系特急形直流電車|先頭車化改造車


概説

1985(昭和60)年3月および昭和61年11月ダイヤ改正における電車特急の単編成化、増発に伴って1984~86(昭和59~61)年に485・489系のT車を183系のTc車に改造したものである。
 改造は近郊形電車ですでに行われていたように、あらかじめ製造した運転室部分のユニットを接合する方式が採用され、183系1000番代に準じた前面となった。

クハ182-2

クハ182-1・2

1985(昭和60)年にサハ481-110・111を改造した偶数向き制御車。種車の後位寄りにクハ183-1001~に準じた運転台ユニットが取付けられ、CPが運転台下部に移設された。車販準備室と業務用室は存置されており、定員は48名。行先表示器は準備工事のみとなっている。1999(平成11)年までに2両とも廃車となり、区分消滅した。
クハ182-2(長モト)
サハ481-111 昭和51.6新製→クハ182-2 昭和60.4改造→平成9.10廃車
1990年5月4日 甲府駅にて

クハ182-103

クハ182-101~105

サハ481-117・103・112・104・102を1986(昭和61)年に改造したもので、車販準備室・業務用室が撤去されたため窓配置がクハ182-1~と異なり、定員も56名となっている。また、行先表示器は485系と183系とではシステムが異なるため、前位寄りの側窓上部に新設されている。
クハ182-103(長モト)
サハ481-112 昭和51.6新製→昭和53.10MG・CP取付→クハ182-2 昭和60.4改造
1990年5月4日 甲府駅にて

クハ182-101

クハ182-101・102の2両は2011(平成23)年4月現在でも大宮に2両が在籍し、波動用として使用されている。特急シンボルマーク撤去、グレードアップ車に合わせた側面の太い帯など、改造当初とは外観が変化している。
クハ182-101(宮オオ)拡大画像を見る
サハ481-117 昭和51.3新製→クハ182-101 昭和61.8改造
2008年4月26日 安食駅にて

クハ183-101

クハ183-101・102

サハ489-7・9を1985(昭和60)年に改造したもので、奇数向制御車。種車の後位寄りに運転台ユニットが取付けられ、CPが運転台下部に移設、MGが新設された。定員は56名。 2005(平成17)年までに2両とも廃車となった。
クハ183-101(長モト)拡大画像を見る
サハ489-7 昭和48.7新製→クハ183-101 昭和60.4改造→平成9.11廃車
1990年5月4日 甲府駅にて

クハ183-104

クハ183-103~105

サハ481-107・105・114を1986(昭和61)年に改造したもので、クハ183-101・102と異なり、行先表示器も新設されている。2005(平成17)年までに3両とも廃車となった。
クハ183-104(長モト)
サハ481-105 昭和51.6新製→昭和53.9MG・CP取付→クハ183-104 昭和61.10改造→平成11.6廃車
1990年5月4日 甲府駅にて

クハ183-151

クハ183-151・152

サハ489-8・6を1986(昭和61)年に改造したもので、CPは床下に存置され、160kVAのMGが新設された。2003(平成15)年に2両とも廃車になり、区分消滅した。
クハ183-151(長モト)
サハ489-8 昭和48.7新製→クハ183-151 昭和61.9改造→平成15.4廃車
1990年5月4日 甲府駅にて