103系通勤形直流電車|0番代|モハ103形
概説
103系の中間電動車(M)。制御装置およびパンタグラフ(PS33)を装備する。台車はDT33、定員144(座席54)名。
モハ103-1~278
1964~70(昭和39~45)年に新製されたグループ。主制御器はCS20Aで、74~はCS20Cに変更された。
モハ103-62(東トタ)
1965.5新製→1983.7特別保全工事→1994.5廃車
1989年2月23日 拝島駅にて
1・3位側を示す。
モハ103-9(東ハエ)
1964.7新製→1990.6廃車
1990年3月3日 大宮運転区にて
JR西日本の延命N工事施工車。戸袋窓、妻面窓が閉鎖されている。
モハ103-140(大ヒネ)
1967.4新製→1983.3冷房改造・特別保全工事→1988.4延命NA工事→2008.4廃車
2007年6月10日 上野芝駅にて
モハ103-279~281
1970(昭和45)年に新製された試作冷房車で、1978(昭和53)年に量産化改造された。2004(平成16)年までに廃車となっている。
モハ103-282~330
1972(昭和47)年に登場したマイナーチェンジ車で、側窓がユニット窓に変更されている。また、主制御器はCS20Dに変更され、客室内では腰掛の寸法が一部変更されて座り心地が改善された。
モハ103-298(本ナラ)
1972.3新製→1990.7冷房改造・延命N工事→2006.2廃車
1988年3月21日 湊町駅にて
写真は冷房改造車。塗色はJR西日本岡山支社に転用後のもので、「マスカット色」と呼ばれた。戸袋窓が埋め込まれている。
モハ103-306(岡オカ)
1972.2新製→1981.9冷房改造→1988.12延命N工事→2006.3廃車
2002年7月17日 岡山駅にて
モハ103-331~793
1973~84(昭和48~59)年に新製されたグループで、新製時より冷房車となっている。なお、昭和48年新製車の一部(373~382)は非冷房車として新製され、後に冷房化改造された。写真はJR東日本の車両更新工事施工車を示す。
モハ103-649(千ケヨ)
1978.3新製→平成--車両更新工事→2005.6廃車
2005年2月20日 府中本町駅にて
モハ103-911~913
超多段式主制御器CS30を装備した試作車で、1967(昭和42)年に3両が新製された。1988(昭和63)年に電装解除されて、サハ103-802・801・803となり、区分消滅した。
モハ103-912(東ヤテ)
1967.12新製→サハ103-801 1988.8改造→2003.3廃車
1988年6月26日 山手電車区にて