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キハ58系急行形気動車|キロハ28形

0番代

 1975(昭和50)年3月ダイヤ改正において、高徳本線高松−徳島間の急行列車「阿波」にグリーン車の連結が計画されたが、旅客需要上、全室グリーン車では空席が生じるため、1975(昭和50)年に多度津工場でキロ28 156を半室普通座席化改造した合造車である。
 客室内中央部に仕切引戸と仕切壁を新設、前位寄に車掌室、後位寄に便・洗面所があることから、後位寄を普通席に改造した。普通席のシートピッチは他の普通車の1520mmよりも拡大されて1667mmになったが、窓割と座席とは合っていない。定員はグリーン席24・普通席40名である。
 1形式1両のみが高松に配置されて活躍したが、1980(昭和55)年にキハ28 5301に格下げされた後1984(昭和59)年に廃車となった。 北海道用のグリーン車で、1961・62(昭和36・37)年に新製された。キロ28形と異なり、客室側窓は一段上昇式の二重窓となっている。機関はDMH17H×1、台車はDT22A・TR51Aで、定員は52名。初期の1〜5は車体裾部の形状が6〜18と異なっている。当初は非冷房であったが、1968(昭和43)年度までに全車冷房化され、AU13を6台搭載した。冷房用電源装置として4DQ-11Pが取付けられ、4位側4番目の客室窓下部に吸気口が設けられている。また、客室内の換気装置が強制通風方式ではないため、屋根上に押込式通風器が6個取り付けられている。
 急行列車の削減およびグリーン車連結廃止により、1986(昭和61)年までに全車廃車となって区分消滅した。

100番代

 JR西日本の岡山−鳥取間の急行「砂丘」はグリーン車を含む4両編成で運転されていたが、グリーン車の乗車率が低かったため、キロ28 2508・2509・2517・2518の4両を半室座席化改造して3両編成で運転することになった。改造は1987・88(昭和62・63)年に鷹取・後藤工場で施工され、番号については先代のキロハ28 1が存在したため100番代となった。
 客室内中央部に仕切引戸と仕切壁を新設、後位寄が普通席に改造された。普通席の座席は廃車発生品が使用されたが、シートピッチは1605mmになった。窓割と座席とは合っていない。また、グリーン席については改良が加えられ、セミバケットタイプとなった。なお、仕切壁の取付に伴って、普通席の前位寄り1枚目の窓を小型・固定化している。定員はグリーン席28・普通席40名である。
 岡山に配置されて活躍したが、1997(平成9)年11月の「砂丘」の廃止によって101・102の2両が1998(平成10)年に廃車となり、現在は岡山−津山間の急行「つやま」に使用されている。外部色は改造当初は国鉄急行色であったが、後にアイボリーとエメラルドグリーンを基調とした塗装に改められている。

キロハ28 101

キロハ28 101〜104

キロハ28 101(岡オカ)
キロ28 2508 昭和43.4新製→キロハ28 101 昭和62.12改造→平成10.9廃車
1988年3月10日 岡山気動車区にて

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