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キハ40系一般形気動車|CRUSING TRAIN(クルージングトレイン)


概説

 元リゾートしらかみ「青池」編成。
 JR東日本では、日本海の車窓風景が楽しめる五能線において1990(平成2)年から50系客車を改造した「ノスタルジック・ビュートレイン」を運行してきたが、展望デッキを備えていたことにより、冬期には運休を余儀なくされていた。そこで1997(平成9)年3月の秋田新幹線開業に伴い、同年4月から新たなリゾート列車「リゾートしらかみ」を運行することになり、キハ48形500・1500番代(533・540・1521・1543)を種車として1997(平成9)年に土崎工場で改造された。形式と番号は変更されていない。
 「リゾートしらかみ」は「CRUSING TRAIN(クルージングトレイン)」として、「海岸沿いの景色を楽しむ」、「列車に乗る楽しみ」、「リゾートの気ままな列車の旅」、「大自然を満喫する」をコンセプトに改造された。1号車からキハ48 533-キハ48 1521-キハ48 1543-キハ48 540の4両編成で、1・4号車はラウンジ付の座席車(定員40名)、2・3号車は簡易個室車(定員32名)である。 車体は、1・4号車の前面形状が変更されて乗務員室上部にも固定窓をもつ非貫通形となり、前位寄りの出入台は廃止されて展望デッキが設置された。2・3号車は後位側の出入台が廃止されているが、既設の運転台は存置されている。各車とも側窓が拡大され、ブロンズガラスの固定窓(ブラインド付)になったが、展望デッキ部分の窓はより大きなものとなっている。車体塗色は「白神の白」、「日本海の深青」をイメージしている。 車内は客室部分がかさ上げされ、通路との間に段差が設けられている。1・4号車のラウンジは、パイプ椅子脚とテーブルを配し、客室の座席は背ずり部と腰掛がスライドする構造である。2・3号車の簡易個室は木目を基調とし、ソファタイプの大型固定座席とテーブルが配置されている。客室の照明は間接照明となり、さらにダウンライトが各座席上に配置されている。また、2号車には車販準備室、3号車に喫煙コーナーが設置されている。1・4号車に洋式便所および男子用小便所、洗面所が設置されている。
 各車とも機関はDMF14HZ(300PS/2,000rpm)を1基搭載、台車は種車と変わらずDT44A/TR227Aで、冷房装置は屋根上にAU26-J-Aを屋根上に2基搭載している 。
 2003(平成15)年4月の「橅」編成運転開始に伴い、「青池」編成と命名された。
 2006(平成18)年3月、「くまげら」編成の運転開始に伴い、キハ48 1521が同編成に転用されて3両編成化され、さらに、2010(平成22)年12月からのHB-E300系による2代目「青池」編成運転開始に伴って、「リゾートしらかみ」としての運用を終了、キハ48 1521は「くまげら」編成の4両編成化用に転用されて、2両編成に短縮、「CRUSING TRAIN(クルージングトレイン)」 として、波動用となった。車体のロゴは変更されたが、塗色はそのままである。

キハ48 533

キハ48 533

1号車で、秋田方に連結される。
登場時の「CRUSING TRAIN SHIRAKAMI」の前面ロゴは、現在では側面ともども「CRUSING TRAIN 」となっている。
キハ48 533(秋アキ)拡大画像を見る
昭和55.3新製→平成9.3「リゾートしらかみ」化改造
2016年11月5日 土崎駅にて

キハ48 533

2・4位側を示す。
キハ48 533(秋アキ)拡大画像を見る
2016年11月5日 秋田駅にて

キハ48 540

キハ48 540

2号車で、青森方に連結される。
キハ48 540(秋アキ)拡大画像を見る
昭和55.7新製→平成9.3「リゾートしらかみ」化改造
2016年11月5日 土崎駅にて

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