キハ32系一般形気動車|「海洋堂ホビートレイン」
概説
フィギュアの造形企画製作、販売を行う株式会社海洋堂が2011(平成23)年7月に高知県四万十町に廃校を利用してオープンした「海洋堂ホビー館四万十」とJR四国がコラボしたもので、キハ32 4を対象に2011(平成23)年に改造された。
客室内の座席が一部撤去されて、フィギュアの展示スペースが設けられ、定員は100(座席39)名に変更。車体は恐竜をテーマとしたラッピングとなっている。
外装は改造当初、赤をベースとしたラッピングであったが、2013(平成25)年に内外装ともにリニューアルされた。新たなコンセプトは「SF」で、初代ラッピングの恐竜のいた「太古」から未来へタイムマシーンを描いて表現している。
引き続き予土線を中心とした区間(宇和島-窪川間)で運用されている。
キハ32 4
1・3位側を示す。3位側の窓が塞がれている部分にフィギュアの展示スペースが設けられている。
キハ32 4(四マツ)
1987.2新製→平成23「海洋堂ホビートレイン」化改造→2013.7ラッピング、フィギュア取替
2015年8月29日 宇和島駅にて
キハ32 4車内
天井に大地、床面に海中の恐竜が棲む世界がデザインされた。
2015年8月29日
キハ32 4フィギュア展示スペース
3位側に「四万十ひのき」を使ったショーケースが設置され、フィギュアが展示されているが、リニューアルにより内容が一新されている。
2015年8月29日
キハ32 4車内
座席は恐竜の足あと、カーテンは恐竜と動物のシルエットが描かれている。壁面にも半円ドーム状のショーケースが設置され、フィギュアが飾られている。
2015年8月29日