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今月の写真(2006年11月) キロ65形550番代(ゴールデンエクスプレス アストル)

 キロ65形550番代は、特急形電車と併結可能な欧風気動車「ゴールデンエクスプレス アストル(GOLDEN EXPRESS ASTRE)」(以下「アストル」とする)の1号車として、1988(昭和63)年に松任工場で改造された。金沢地区の気動車ジョイフルトレインとしては、国鉄時代の1986(昭和61)年に登場した欧風気動車「ゆうトピア」に続くものである。
 「アストル」はフランス語で「偉人」、「明星」、「輝ける人」を意味する。キロ65 551(キハ65 78改造・定員36
名)-キロ29 552(キハ28 2049改造・定員20名)-キロ65 1551(キハ65 514改造・定員36名)の3両編成で、2号車のキロ29 552の種車キハ28 2049は七尾線の急行「能登路」のロマンスカーとして活躍し、1987(昭和62)年に再改造したもの。特急形電車と併結する際は2号車は外される。キロ29 552は1998(平成10)年に廃車となって、2号車はキロ29 554(キロ28 2511改造)に差し替えられた。
 先頭車キロ65形は最高速度120km/hで、先頭部分をハイデッカー構造として展望室とし、側窓は曲面ガラスとして天窓と共に眺望を確保している。各車両には大型テレビを設置。駆動機関はDML30HSD(500PS/1,600rpm)を1基搭載し、電源装置はDM83A。冷房装置は後位側はAU13Aを4基搭載し、前位寄りにAU76を1基搭載した。
 キロ65 551には便・洗面所に加え、在来線車両では初の小便所も設けている。
 キロ65形の台車は120km/h運転に対応するため、種車の台車を基本として台車枠の取替え、軸箱支持方式の変更、空気バネの改造を行ってDT39B、TR218Bとしている。
 電気関係では電車との協調運転用に引通し回路を新設、併結運転時にはキロ65形の駆動エンジンは停止し、制御・サービス電源は4VKにより給電する。ブレーキ装置は応荷重装置付きの電磁直通ブレーキ装置を新設している。
 1997(平成9)年にはリニューアル工事を施工、その際に塗装はクリーム色に青、ピンク、金帯からクリーム色をベースに窓上をオレンジとしたものに変更された。
 金沢支社のジョイフルトレインとして、気動車の特性を生かして各方面へ足を伸ばして活躍を続けてきたが、2006(平成18)年12月に引退が予定されている。

キロ65 551

キロ65形550番代

キロ65 551(金サワ)
キハ65 78 昭和46.6新製→昭和63.3改造
2005年7月17日 京都駅にて

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