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今月の写真(2004年11月) 東京急行電鉄デヤ7200・7290形

 東京急行電鉄では、1977(昭和52)年にデハ3550形3551を改造したデヤ3001を架線検測車として使用していた。また、1991(平成3)年より新玉川線(現田園都市線)の輸送力増強のため、新玉川線のATCを更新、田園都市線にも新ATCを導入することとなり、新ATC未設置車両の田園都市線走行時に動力車(牽引車)が必要とされた。こうした背景からデヤ3001に代わる検測車を登場させることになった。そこで、7200系のうち1967(昭和42)年に試験的にアルミ車体で新製されたデハ7200・クハ7500を種車として、1991(平成3)年に電気検測車デハ7200・デヤ7290に改造することになった。
 7200系のデハ7200・クハ7500はステンレス車体の7200系と共に使用されたが、1980(昭和55)年にこどもの国線専用車となり、1989(平成元)年まで活躍し、その後は予備車となっていた。
 デヤ3001のように架線検測のみではなく、信号設備、列車無線設備、情報伝送設備等の総合検測が可能な検測車とすることとし、実走行時の瞬時記録をコンピュータ解析可能な装置を搭載している。車体は両運転台化され、デハ7200についてはそのままの車号であるが、クハ7500についてはデハ7402のVVVF化により発生した主要機器を用いて電装されて、パンタグラフも集電用と測定用との2基を搭載、中央部屋上に観測用ドームを設け、室内には各種検測機器を搭載、車号はデヤ7290となった。塗装は上部が黄色、下部青、運転台下部窓下に赤帯が加えられている。
 なお、デハ7200は1996(平成8)年にデヤ7200に車種変更している。また、1998(平成10)年には軌道検測車サヤ7590形も新製され、検測時には主にデヤ7200・7290形との3連で使用されている。

東京急行電鉄デヤ7200+7290

デヤ7200+デヤ7290
デヤ7200車両履歴
デハ7200 昭和42.12新製→平成3.2 両運転台化→デヤ7200 平成8.3 改番
2004年3月13日 奥沢-大岡山間にて

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