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今月の写真(2003年6月) 南海電気鉄道20001系

 南海20001系は、1952(昭和27)年から運転されていたクハ1900・モハ1251形による初代「こうや号」に代わる「新こうや号」として、1961(昭和36)年に4両が新製された。
 モハ20001-モハ20100-サハ20801-モハ20002の4両編成で、車体は前面に当時としては最大級の曲面ガラスを採用し、側窓も1,750×850mmと大きなものとなっている。座席はリクライニングシートで、シートピッチは1,050mmとなった。性能面では21001系ズームカーに準じていることから、「デラックスズームカー」と称された。1編成しか新製されなかったため、オフシーズンは運休し、多客期には21201系による「臨時こうや」も運転されていた。
 1983(昭和58)年に後継車30000系が登場し、1984(昭和59)年に引退。休車の後、1985(昭和60)年に廃車となって形式消滅した。先頭車2両は「南海の歩み記念史列車館」として、みさき公園内に保存されたが、老朽化のため後に解体された。

南海電気鉄道20001系

モハ20001他
昭和36新製→昭和60.1廃車
1982年5月30日 なんば駅にて

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