西武鉄道101系は秩父線開業に伴って1969(昭和44)年に登場し、1976(昭和51)年までに278両が新製された。 このうち1972(昭和47)年に新製されたモハ171〜182、クハ1171〜1182の4両編成6本は、西武の通勤形としては初の新製冷房車で、屋根上には集約分散式の冷房装置CU-16を5基搭載(奇数電動車はパンタグラフを2基備えるため集中式のCU-72B)、客室内には扇風機が取付けられていた。通風器がなく、天井にはダクトが突出している点が量産冷房車と異なっている。175F・177Fは1987(昭和62)年の量産冷房改造により集中式に統一されたが、新たに押込式の通風器が取付けられたため、他車とは外観が異なる。他の4本は1988(昭和63)年に4000系に主要機器を譲って廃車となった。177Fは1994(平成6)年に廃車となったため、2003年3月現在175Fのみが残っている。

クハ1176
昭和47.8新製→昭和62.9改造
2003年2月11日 仏子駅にて